🍊なぜ愛媛は“みかん県”と呼ばれるようになったのか？

2025年4月1日 2025年4月1日

ehime

全国で「愛媛」と聞いて思い浮かぶものといえば…そう、「みかん」ではないでしょうか？
旅行先で出会った方に「愛媛出身です」と伝えると、「あっ、みかんの！」と言われることもしばしば🍊

では、なぜこれほどまでに「愛媛＝みかん」というイメージが定着したのでしょうか？
今回はその秘密を少し掘り下げてみましょう。

愛媛のみかん栽培の歴史は、実はとても古く、江戸時代の中期にはすでに始まっていたと言われています。
特に八幡浜市や今治市などの沿岸部では、温暖な気候を活かして柑橘類が盛んに栽培されてきました。

愛媛県は、瀬戸内海に面しており、冬でも温暖で雨が少ないという特徴があります。
さらに、海に向かって山がせり出す地形を活かした「段々畑（だんだんばたけ）」が、日当たりや水はけを良くし、甘くておいしいみかん作りにぴったりだったのです。

昭和中期には、愛媛県はみかんの生産量全国1位の座につき、「みかん県」としての地位を確立。
その後も「ポンジュース」の登場や、可愛いキャラクター「みきゃん」の活躍など、自治体や企業の取り組みによって、“みかん県”のイメージはさらに強くなりました。

近年では、「温州みかん」だけでなく、「せとか」「紅まどんな」「はるか」「甘平」などなど…
愛媛では30種類以上の柑橘類が栽培されており、「みかん県」から「柑橘王国」へと進化を遂げつつあります🍊✨

「みかん県」と呼ばれるようになった背景には、自然の恵みだけでなく、
先人たちの工夫や、地域全体でのブランドづくりの努力があったのですね。

これからも、みかんとともに、愛媛の魅力を全国・世界に届けていきたいですね😊
ぜひ、この記事を読んだあなたも“みかん愛”をもっと深めてください🍊